和歌山県岩出市長選挙・現職の中芝氏が無投票で5選
任期満了に伴う岩出市長選挙が、9月22日告示され、無所属の現職・中芝正幸市長(81)のほかに立候補の届け出が無かったため、5回目の当選が無投票で決まりました。前回選挙に続いての無投票当選で、旧・岩出町長時代を含め、8回目の当選です。 中芝市長は、1943年、旧・岩出町生まれの81歳で、県立桐蔭高校から関西学院大学を卒業後、大阪の水間鉄道に勤務したあと、旧・岩出町議会議員を経て、1996年、旧・岩出町長に初当選しました。そして、2006年の市制施行で市長となったあとも当選を重ね、岩出町長時代を含め、8回目の当選を果たしました。 中芝市長は岩出市内のホテルに集まった支援者らを前にあいさつし、8期目の抱負について「能登半島地震をきっかけに、行政の初動体制の重要性を職員に訴えているが、なかなか上手くいかない。それは机上の議論に終始しているからで、住民や企業、団体などと一体となって、防災に力を入れていきたい。“紀州に輝くわがまち 岩出、さらに前へ“というスローガンを掲げてまちづくりに尽力したい」と述べました。 岩出市の9月21日現在の選挙人名簿登録者数は4万4948人でした。