暖房から調理器具まで一石二鳥! 一度使ったら虜になる薪ストーブ「不死鳥Jr.」の実力とは
キャンプシーンを楽しく、快適にするアイテムはたくさんあれど、薪ストーブほど気分がアガるものはないでしょう。暖房器具として優れているだけでなく、調理用の熱源にもなり、なおかつ写真映えするビジュアル。眺めているだけでうっとりしますよね。 【写真】フェニックスライズの縦型薪ストーブ「不死鳥Jr.」の細部を見る(全6枚) そんな数多の薪ストーブのなかから、最初の1台を選ぶなら、「フェニックスライズ」の「不死鳥Jr.」はいかがでしょうか。
大きなガラス窓から炎のゆらぎを存分に堪能できる
「不死鳥Jr.」の魅力は、なんといってもその形状。スリムな縦型の本体は、横型タイプが多いアウトドア用薪ストーブのなかでは異色ともいえるでしょう。 正面の覗き窓が大きいのも重要なポイント。炎が揺らめく様を眺めながら、暖を取ることができます。つまり「不死鳥Jr.」があれば、焚き火台を持参しなくても焚き火の癒やし効果を得られるのです。
とにかく暖かいのが薪ストーブの持ち味
数ある暖房器具のなかでも、薪ストーブの暖かさはトップクラス。250~300℃の温度を保ちながら燃焼する上に、遠赤外線を放出して、体の芯から暖かくしてくれます。 「不死鳥Jr.」は熱伝導率が高く、耐久性にも優れた鉄製タイプ。これまでの薪ストーブよりも燃焼経路を長くし、さらに複雑化することで、蓄熱性が高くなるように設計されているのだとか。 ただ、鉄板の厚みにこだわった頑丈な作りゆえ、それなりの重量はあります。らくらく持ち運びOKとはいきませんが、一度設置してしまえば、そう簡単には倒れないという利点も。なお、脚部にある蝶ねじで傾きを調整可能なので、多少でこぼこした地面でも安定して据え置くことができます。
時間をかけてじっくり煮込むのが得意!
天板の上に鍋ややかんを置いて煮たり沸かしたりと、調理にも使えるのが薪ストーブの醍醐味。コンロやガスバーナーいらずという意味では、荷物を減らすのに一役買うことにもつながるでしょう。 寒さが身にしみるこの季節であれば、熱燗で晩酌というのはいかがでしょうか。薪が続く限り沸かしておけるので、保温もバッチリです。火加減は、鍋を置く位置をずらして調整しましょう。 片付ける際には、残っている灰をかき出して、分割式の煙突をバラして本体の中へ。薪ストーブは冷えるまでに結構時間がかかるので、その点はご注意を。 焚き火と違い、煙が煙突から抜けるため、洋服が煙臭くなりづらいことや、火の粉が周囲に飛び散らないなど、薪ストーブのメリットはまだまだたくさんあります。 煮込み料理をじっくりことこと煮ながら、炎を眺めておしゃべりする。そんな豊かなひとときを、薪ストーブなら叶えてくれますよ。より充実したキャンプライフを送るために、「フェニックスライズ」の「不死鳥Jr.」を取り入れてみませんか。
林 加奈子