「自分がちっぽけに感じた」〝人生初〟のドーム始球式 TNC五十嵐悠香アナが体感した「選手のすごさ」
TNCテレビ西日本の若鷹応援番組「とべとべホークス」の12日放送分が、公式YouTube「ももスポチャンネル」で17日に公開されました。今回は6月4日、ウエスタン・リーグのソフトバンク対中日戦(みずほPayPayドーム福岡)で行われた五十嵐悠香アナウンサーの「始球式プロジェクト」をお届けします。 ■ド緊張…人生初〟のドーム始球式【動画はこちら】 この企画ではソフトバンクの大津亮介投手や前田悠伍投手に〝弟子入り〟し、投球のコツやボールの握り方などを教わってた五十嵐アナ。仕事の前後はもちろん、休憩中も投球フォームを体に染み込ませようと練習してきました。以前、タマスタ筑後のファーム戦で始球式の経験がありますが、ドーム球場は初。日に日に緊張感が高まります。 そして6月4日。ついに始球式当日を迎えます。直前には元投手の重田倫明広報と最終調整。「めちゃくちゃいいですよ」と褒められ自信を持って〝人生初〟ドームのマウンドへ。果たしてその努力の成果は…。 コメント欄には「現地のコカコーラシートで見て応援してました。ナイスピッチング」「次は、一軍の始球式で、リベンジして下さい。 Domeで待ってま~す」「五十嵐アナお疲れさまでした」との反応が寄せられていました。 ◇ ◇ ◇ 五十嵐悠香アナウンサーの取材後記「とべとべ悠刊号」!ファームの選手たちを中心に、ときにはプライベートの情報まで踏み込む番組の〝ウラ話〟を紹介します。
自己採点は90点
五十嵐、ついに夢のドームのマウンドへ…!あらためて始球式を振り返ります! プロジェクトの開始から、時間を見つけてはひたすらシャドーピッチングし、実際に公園でもボールを投げ込む日々が続きました。 始球式前日にはグローブを作ってくださった久保田運動具店で投球の最終調整。届かなかったらどうしよう…などの不安は大いにありましたが、これだけ練習してダメなら仕方がない!と思えるほど真剣に向き合ってきた毎日でしたし、そもそも上手く行こうがそうでなかろうが、こんな貴重な経験をさせていただくのだから楽しまなければもったいない!となんだか私らしい根性論に至り、その日は翌日に備えてぐっすり眠りにつきました。笑 始球式当日は朝の情報番組『ももち浜ストア』の生中継を終えた後、別業務をこなし、始球式本番の1時間前にドームに着きました。 重田広報との軽いキャッチボールを終えた後、いよいよ本番! 大型ビジョンが切り替わり、スタジアムDJから自分の名前がコールされる瞬間。体がゾクゾクするのが分かりました。今までの人生で味わったことのない興奮と喜びでしたね…。 そしていざあのマウンドに立ってみると、ドームは想像を遥かに超えるスケールの大きさで、自分が本当にちっぽけに感じました。 マウンドには傾斜がかなりあったので「あれ、こんなにキャッチャーとの距離って離れてたっけ?」となった感覚を今でも覚えています笑 それぐらい本当に遠いんですよね…。 その後ピッチャーのようにマウンドで首を横に振ってみたかったので首を振り、いざプレイボール! 結果は目標のノーバウンドとはなりませんでしたが、練習した中でも1番と言っていいほどコースは完璧だったと思います!自己採点は90点ですかね!笑(届けば100点でした!)。緊張よりも圧倒的に「楽しいな」「幸せだな」という感情が強く、その充実感に、ずっと笑顔を抑えきれませんでした。 応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。選手達のすごさを改めて感じる機会にもなりましたので、番組もより力を入れて頑張っていきます! 最後に…。またいつか、いつか挑戦させていただけるのであれば次こそノーバウンドを目指します!!!