「有吉よ、出演して初心に帰って!」『内P』復活でファンが”参戦”を熱望する納得の理由
2000年から’05年にかけて放送されていた人気バラエティ番組『内村プロデュース』(テレビ朝日系)が、『ウッチャンナンチャン』の内村光良(60)の還暦祝いと称して9月28日、16年ぶりに“一夜限り”の復活を果たすことが明らかになった。その名もズバリ『祝!内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP‼』。 【画像】あ、愛が溢れている……! 有吉&夏目夫妻のたっぷり30分「幸せさんぽ」 テレ朝によれば、『復活SP‼』には当時出演していた“内P出てた芸人”に加え、視聴者だった“内P見てた芸人”が集結するとあり、内村は次のようなコメントを寄せている。 「私を含め、みんなの刀がどれだけ錆びているのか、もしくは今もまだ錆びていないのか…。とにもかくにも愉快な仲間と再会できるのが楽しみですし、還暦のいい思い出になりそうです(笑)」 8月20日時点で公表されている参加者はレギュラーメンバーだった内村と『さまぁ~ず』、ふかわりょう(50)の4名のみ。そんななか、にわかに注目を集めているのが有吉弘行(50)の動向だ。 有吉は“NHKと民放各局で冠番組を持つという快挙を成し遂げた押しも押されもせぬ大御所タレント”だが、「『内P』に有吉は大きな恩義がある」と言うのは放送作家である。 「有吉さんの再ブレークのキッカケが“毒舌あだ名芸”であることは周知の事実。’07年放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で『品川庄司』の品川祐さん(52)を“おしゃべりクソ野郎”と命名したエピソードは有名で、“おしゃクソ事件”として語り継がれているバラエティ番組史に残る名シーンとなっています。しかし、実はその前に『内P』で有吉はプチブレークをはたしていたんです」 有吉は当初、『内P』に『猿岩石』として出演していた。『進め!!電波少年』(日本テレビ)の「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」で時の人となったのは1996年。’00年代はじめは“あの人は今”状態だった。コンビは’04年に解散したが、有吉の出演は続いた。 「『内P』で有吉さんは“猫男爵”キャラで人気を博しました。芸人のお宅訪問企画で、劇団四季のミュージカル『CATS』のキャラクターに扮した有吉さんが、勝手にゲストの自宅のお風呂に入り、泡だらけで出てきて家中を走り回る――というものです。このほか有吉さんは番組内で『土を食べる』『全裸になる』といった体を張ったネタも披露していました。現在、有吉さんは若手芸人を“イジる”立場ですが、『内P』では真逆の“イジられ役”、“ヨゴレ役”のポジションだったのです」(同前) 当時、有吉は仕事がほとんどなく、全盛期の貯金を食いつぶす生活を送っていた。そんな“腐り芸人”だった有吉に目をかけていた数少ない番組が『内P』だったのである。 有吉は元日テレアナの夏目三久(40)と結婚。子宝にも恵まれた。美人妻と幸せな家庭を築いたからか、「かつての毒気がなくなった」と嘆くお笑いファンが少なくない。そして、そんな彼の『内P』出演を願う声がネット上に溢(あふ)れているのである。 《ぜひ有吉にも出てもらいたいね。有吉のことを一番面白いと感じていたのはこの番組に出ていた時期 今はもうすっかり大御所になって守りに入ってしまったが、当時は失うものは何もない面白さがあった》 《有吉のキャッツ姿、また見たいな》 《これは有吉猫男爵やらんとダメだろ》 売れない時代に、たらふくご飯を食わせてくれた『ダチョウ俱楽部』の応援のために紅白歌合戦にゲスト出演したり、「大阪の番組出た際に助けてもらったから」と『南海キャンディーズ』山里亮太(47)がMCを務める『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のレギュラー化した際の一発目の回にゲスト出演したり、義理堅いことで知られる有吉。 9月28日、猫男爵のサプライズ出演にファンの期待は高まるばかりだ。
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