被害者の半分は高校生 福井県内で急増する自転車盗難の9割が無施錠「必ず鍵かけて」警察と防犯協会が啓発
福井テレビ
高校生の自転車の盗難件数が、高止まりの状態が続いています。これを受け、福井市内で6日、警察や地元のボランティア団体が高校生に盗難被害防止を呼びかけました。 6日は、福井南署の署員や地元のボランティア団体の15人が、福井市の科学技術高校で生徒の自転車が施錠されているかを確認しました。その結果、325台中59台が鍵がかかっていませんでした。 2023年の県内における自転車の盗難件数は、前年よりも232件増えて542件で、そのうち9割が無施錠でした。盗難件数は高止まりが続いていて、福井南署管内では2024年の被害者の半分を、高校生が占めています。 福井南職域防犯協会の峯田信一会長は「自転車に鍵をかけていない人が多い。鍵をかけて自分でしっかり守らないといけない」と話します。 ボランティア団体のメンバーらは「自転車の盗難被害多発」などと注意を呼びかけるシート5枚を学校に贈り、自転車に必ず鍵をかけるよう指導しました。
福井テレビ