【BreakingDown】亀田興毅の宿敵ランダエタが虎之介を挑発「あなたはただの猫や」、パンチだけの勝負を宣言した虎之介は「気分で蹴っちゃうかもしれないでーす(笑)」
2024年2月18日(日)東京・プリズムホール『BreakingDown 11』の前日公開計量が、17日(土)都内にて15:00より行われた。 【写真】自信満々の両者。虎之介は本当に宣言通りパンチだけで戦うのか 第13試合のフェザー級(-66kg)で対戦する、ファン・ホセ・ランダエタは64.75kg、虎之介は64.8kgでそれぞれ計量をパス。 ランダエタは2006年8月に亀田興毅とWBA世界ライトフライ級王座決定戦を行い、判定2-1で亀田が勝利したものの、試合内容を巡って「ランダエタが勝っていた」との非難が殺到。社会問題にまで発展して日本中にその名を知られるようになった。再戦では亀田がきっちりと勝利したが、初戦のインパクトが大きく覚えている人も多いだろう。戦績は27勝(21KO)9敗1分。最後に公式戦を行ったのは2016年4月で現在45歳。2022年から亀田大毅のボクシングジムでトレーナーを務めている。 虎之介は『BreakingDown 8』のオーディションから参加し、この時から朝倉未来が「この子凄いよね、ハードパンチャーで。プロでやっていった方がいい。もったいないよね、地下格闘技でくすぶってるの」と、そのポテンシャルを高く評価。『BreakingDown 8』では常連選手のとしぞうを破ったが、『BreakingDown8.5』では冨澤大智にKO負け。『BreakingDown 9』では右フック一発でフクタロスにKO勝ち、『BreakingDown 9.5』では尾田優也と無効試合に。2023年11月の「BreakingDownバンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で冨澤との再戦に臨んだが、KOで返り討ちにあった。 続いての会見でランダエタは「明日はいい試合になりそう。虎之介は男の約束を守れ。パンチだけで行くぞ。分かったか?」と、対戦が決定した際に虎之介が「オンリーパンチ」とパンチだけで勝負すると宣言したことに対して確認の言葉。 これに虎之介は「チャンピオン生きとんのかなって思っていたけれど、目が生きていました。でも裏でごちゃごちゃパンチオンリーとか再確認してきやがって。そんなことしなくてもパンチだけで戦ってやるから安心しろ」と返答した。 するとランダエタは「俺はごちゃごちゃ言わないぞ。俺は世界チャンピオンだから明日見せてやるよ」と、そんなことは言ってないと反論。虎之介はニヤリと笑うと「見せて、チャンプの力。これで負けたら俺がチャンピオンやからね。大丈夫?」と挑発。 ランダエタは笑みを浮かべると「あなたはただの猫や」と虎ではなく猫だと言い返す。虎之介は「黙れ。減量中もお前の顏見よったらめちゃくちゃムカついたからさ。明日ボコボコにさせてもらうわ。グッバイ、チャンピオン。あと最後に、気分で蹴っちゃうかもしれないでーす(笑)」と言い放つ。 これにランダエタも「明日は脇腹を思い切り叩くから。鍛えてやるよ」とボディを狙うと予告。 虎之介からのリスペクトが感じられないが、との質問がランダエタに飛ぶと虎之介はマイクを握り「俺はリスペクトはある。めちゃくちゃある。でも俺が言いたいのは、俺に人形を投げつけたり、突き飛ばしたり、あとノッコンさんのチャンネルで素人の腹を殴りよったやん。そういうことするけんね。それやったら俺らと変わらないやんって。煽りようだけ。ムカつくけん、普通に。こっちはオーディションの時は立てたけれど、お前なんや、その後の行動は。エンタメか、世界チャンピオンが」と怒りのコメント。 これを聞いたランダエタは「日本の皆様も世界の皆様も尊敬してます。ただ、ボクシングの試合やるのなら俺のもんや。準備してきたからいい勝負しよう」と答えた。 最後にランダエタが「明日、分かるでしょう」と言うと、虎之介も「黙れ。俺が分からせてやる」と言い返すが、ランダエタは「ニヤーオ」と猫の鳴きまねをして、お前は虎ではなく猫だと笑った。
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