＜21日・佐世保競輪・2日目＞ 松谷秀幸が連勝で決勝に勝ち上がった。鈴木玄人に前を任せた準決12Rは、鈴木の3角捲りにピタリと追走して、ゴール前でチョイ差し。状態の良さが感じられる内容だった。 初日は自力に転じて勝利。先月の平塚GⅠでの落車から徐々に調子を取り戻しているようだ。「2日目のレースで『調子が悪い』と言ったら怒られますよ。オールスターがピークだったので、それと比べるとまだまだだが、GⅠ寛仁親王杯に向けて少しずつは良くなっています」と松谷本人も復調を実感している。 最終日の12R決勝は鈴木と再びタッグ。九州4車が強敵だが、鈴木の奮闘次第ではチャンスは十分ある。昨年12月久留米FⅠ以来の優勝をつかんで、来月のGⅠに弾みをつけたい。
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