「おー、すごい」熱気球で楽しむ八ヶ岳の眺め 茅野市内で体験搭乗会
上空から八ケ岳連峰や周辺の眺めを楽しんでもらおうと、熱気球の体験搭乗会が30日、茅野市北山の複合型リゾート施設「東急リゾートタウン蓼科」で開かれた。地元の家族連れや観光客ら計180人余が参加。上空20メートルほどに浮かび上がったゴンドラから景色をカメラで撮影したり、地上のスタッフに手を振ったりした。 【写真】大空に数々のカラフルな熱気球がうかんだ「佐久バルーンフェスティバル」
同施設の運営会社が昨年に続いて企画。参加者は熱気球のガスバーナーがゴーという音とともに炎を上げる様子に驚きながらも、直径20メートルほどに膨らんだ機体がゆっくり上がり始めると、「おー、すごい」と歓声を上げた。5、6人ずつ交代で乗り、それぞれ景色を5分程度楽しんだ。
愛知県田原市から訪れ、初めて気球に乗った小学5年生安田聡志さん(10)は「熱気球の仕組みを知って楽しかった。また乗りたい」、弟で小学1年生の歩叶(あると)さん(6)は「遠くまで見えて、気持ちがよかった」と話していた。搭乗会は29日も開催した。