[ビギナー向けDIY] 冬の定番“グリップヒーター”の取り付け方〈じつはオールシーズン役に立つ〉
ハードル2:続いてグリップの付け替え。簡単に抜けるのか??
電源取り回しの課題をクリアして、お次はグリップの付け替え作業。ざっと見たかぎりでは、黄色い接着剤が一部はみ出ているなど、びったり張り付いて簡単には剥がれないんじゃないかと思っていたのだが…。 結果から言うと、あっさり抜くことができてしまった。 だがその後、ハンドルバー全面に塗りたくられた接着剤をきれいに取り除くことに意外にも時間がかかってしまったのは予想外だった(上手い方法がきっとあるんだろうが、今回は地道にこそげ取った)。 バーをキレイなカラダにしてあげた後、新グリップをぐいと差し込む。細かい調整を施して、全工程終了と相成った。 ────────── ここで使った工具類 ────────── ●マイナスドライバー:家庭の工具箱に入っているレベルでOK ●パーツクリーナー:スロットル側が樹脂製なので、プラスチックセーフタイプを使用 ●カッターナイフ:こびりついた接着剤を地道にこそげ取る ※グリップヒーター取り付けの細かい手順については、WEBヤングマシンに掲載されています。
全工程終了:これで冬ツーリングも怖くない!
すべての作業を終えて、試走タイムへ。走り出し直後にレベル5に設定しておくと、みるみる間に発熱。しかも巻き付け型とは異なりグリップ全体が温まることもあって、手元全体を包み込むような“ぬくぬく感”に浸る。 始める前はどうなることかと不安もあったが、終わってしまえばそれほど大変な作業でもなく、またその後に得られる満足度の高さと合わせると、グリップヒーター換装DIYは、バイクいじり初心者が取り組む課題としてうってつけだと言えるだろう。 手元の寒さをどうにかしたいビギナー諸氏、どうぞお試しあれ! ────────── ※グリップヒーター取り付けの細かい手順については、WEBヤングマシンに掲載されています。 ──────────
後日談:じつは冬以外でもけっこう使うことアリ
グリップヒーター取り付けから1年が経過。スイッチを入れるのは真冬だけだと思っていたのだが、意外にもオールシーズン使えることがわかった。 春秋シーズンでもロングツーリング中に手先が冷えてくることは普通にあるし、夏でも雨に降られてグローブがびしょびしょ、なんて時に重宝した。 日本の気候を考えると、新車にはひととおり標準装備されてもおかしくないような気がするのだが…。
────────── ●文:ヤングマシン編集部 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ヤングマシン編集部