<謎解きはディナーのあとで>“毒舌執事”櫻井翔と“令嬢刑事”北川景子のミステリー 13年前のドラマが6月24日から再放送
事件の被害者は派遣社員の吉本瞳(木南晴夏さん)。コーポの自室で首を絞められて殺害されたようだが、被害者はブーツを履いたまま、部屋の中で殺されていた。違和感を覚えた麗子に先んじるように、風祭は同じ疑問をとうとうと述べ始める。容疑者像まで一気にまくしたてる風祭だが、その推理は小学生でも話せるような稚拙なものだった。麗子が別の見解を述べると、すぐに風祭は乗っかり、あたかも自分が考えたことのように話をつなぐ。麗子は、そんな厚顔無恥な風祭がウザくて仕方がなかった。
捜査を終えて、風祭と別れた麗子はいら立ちを石ころに込めて蹴ると、その石が高級リムジンに当たってしまう。すると降りてきた男は「お嬢様」と麗子に頭を下げた。男は執事の影山で、麗子を迎えに来たのだった。
どんなに優秀な執事でも、令嬢である麗子にとっては当たり前の存在である……はずだった。それは、突然ディナーのときに起きた。昼間に起きた事件のあらましを誰とはなしに話す麗子。それを聞いた影山が突然、「失礼ですがお嬢様。お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」と言い出し……。