えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング3位。大卒の最高傑作!? 世界に誇るドリブルの達人
かつて、日本人選手の海外挑戦はそれ自体がある種のステータスとなっていた節もあった。だが、時代が移り変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価を得られず、「どれほどの活躍ができているか」が最も重視されるようになっている。そこで今回は、評価基準の一つとして、欧州日本人選手の最新年俸をランキング形式で紹介する。※推定年俸は『Capology』を、成績は『transfermarkt』を参照。
3位:三笘薫(みとま・かおる) 生年月日:1997年5月20日 所属クラブ:ブライトン(イングランド) 推定年俸:499万ユーロ(約7.9億円) 24/25リーグ戦成績:10試合1得点2アシスト 欧州日本人選手の最新年俸ランキングも、ついにトップ3の領域へ。3位にランクインしたのは、ブライトンで推定年俸499万ユーロ(約7.9億円)を受け取っているとされる三笘薫だ。 もはや説明不要のスターである三笘は、2024/25シーズンもプレミアリーグ(イングランド1部リーグ)で輝きを放ち続けている。 現地時間11月2日に行われた第10節のリバプール戦(● 1-2)では、得点やアシストこそ付かなかったものの、度々チャンスを演出。持ち前の加速力を生かしたドリブルも相変わらずの切れ味だった。 試合後には、イギリスメディア『アスレティック』が「ミトマは非常に重要な脅威だった」と“ブライトンの翼”のプレーぶりを称賛。フェルディ・カドゥオールの先制弾につながったプレーについては「トレント・アレクサンダー=アーノルドに対してスピードと目的を持って突進し、先制点を生み出した」と、個人能力の高さがチームの力になっている点を強調した。 “世界最高峰リーグ”でますます評価を上げている三笘。これまでも何度かマンチェスター・シティのようなビッグクラブへの移籍の噂が流れたが、今回好プレーを連発された側であるリバプールも三笘の獲得に動く可能性があったようだ。 11月2日にイギリス紙『デイリー・エクスプレス』が伝えたところによると、リバプールの元分析担当トップのイアン・グラハム氏は自身の新著『How to Win the Premier League:The Inside Story of Football's Data Revolution』の中で三笘について言及。「ミトマを獲得候補としてもっと真剣に検討するよう主張しなかったことを今でも後悔している」と綴っている。 三笘とブライトンの現行契約は2027年6月30日までとなっている。今ではプレミアリーグを代表する選手の1人となった27歳アタッカーは、一体どこまで進化を続けるのだろうか。
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