実は国内トップシェア マッサージチェア「あんま王」を地元高校に寄贈
医療機器製造などを手がける木島平村の相生電子(城田裕之社長)は7日、同村の下高井農林高校に、自社製のマッサージチェア1台を贈った。今年6月に迎えた創立40周年に合わせ、地元に感謝を伝えようと寄贈。同校の保健室に置かれ、生徒や教職員が疲れを癒やすために利用するという。
同社は1983年創立で、製造する業務用マッサージチェアは国内トップシェア。2012年発売の主力製品「あんま王」は銭湯や健康ランドの他、コインランドリーなどに導入されている。今年5月には村内で「本社・第四工場」の操業を始めた。
この日は同校で贈呈式があり、同社の城田充晴・社長室長が、寄贈したあんま王の前で藤田洋子校長に目録を手渡した。城田室長は「生徒は授業の疲れを癒やし、教職員の方もリフレッシュしてもらえるよう利用していただければ幸い」とあいさつ。藤田校長は「『木島平生まれのあんま王』を有効活用し、郷土への思いを強くしたい」と話した。
同社は村役場にもマッサージチェアを寄贈している。