【ライブレポート】ReoNa、FCツアー追加公演に幕! 東京ガーデンシアターでのワンマン開催発表
■『ReoNa One-man Concert BIRTH 2024』は10月20日に東京ガーデンシアターで開催! ReoNaが、ファンクラブツアー『ReoNa Acoustic Live Tour“ふあんぷらぐど2023”』の追加公演を1月19日にKT Zepp Yokohamaにて開催した。 【画像】ReoNaアーティスト写真 約2年ぶりとなるこのFCツアーは、2023年10月20日名古屋・三井住友海上しらかわホールからスタートし、東京・品川インターシティホール、福岡・DRUM LOGOS、大阪・なんばHatchの4都市での開催を経て、横浜での追加公演を迎えたもの。 ライブは、キーボードに荒幡亮平、アコースティックギターに山口隆をサポートメンバーに迎えたシンプルな編成。アコースティックながら激しさをそのままに届けられた「Believer」を皮切りに、「怪物の詩」「まっさら」「カナリア」などの人気楽曲に加えて、ヴァネッサ・カールトンの「A Thousand Miles」、さだまさしの「不良少女白書」、Aqua Timezの「決意の朝に」といったカバー曲も情感たっぷりに歌い上げる。 加えてまだライブでしか披露していない新曲「オムライス」では、日常にまぎれてしまうような些細な“絶望”をありありと“お歌”に乗せて伝える。 歌い終わると会場は水を打ったかのような静寂。KT Zepp Yokohamaを世界観が包み込んだ瞬間、まさに彼女の歌声を堪能できるライブとなった。 ライブ終盤、2ndアルバムのタイトル曲でもある「HUMAN」が横浜の地に降り注ぐ、“出会い 別れ それでも生きていく”というアーティスト、人間としての成長を見せたReoNaがMCで語りかけたのは、会えなくなった人への相愛の言葉。 “何一つ後悔しない“別れ“なんて、きっと、それはとても、難しいことで。 もう逢えなくなった大切な人に、伝えそびれた言葉はありますか。 もう逢えなくなった誰かへの、心残りはありますか。 もう会えないのはわかってるけど、それでもやっぱり会いたいよ“ 彼方の誰かを見つめるように、訥々と語られたそんな“想い”とともに。この日、ライブ初披露として新曲「ガジュマル ~Heaven in the Rain~」が届けられた。自身も作詞に参加したこの楽曲はReoNa自身が体験した“別れ”が描かれているが、そんな一曲が初めて客席に届けられた。 ライブを締めくくるラストナンバー、ReoNaのアニソンシンガーとしての始まりの曲「SWEET HURT」の前には、さらなるサプライズ発表として10月20日に東京ガーデンシアターにて『ReoNa One-man Concert BIRTH 2024』が開催することが伝えられ、会場のファンは大きな拍手で応えた。 この公演『ReoNa One-man Concert BIRTH 2024』は、ReoNaオフィシャルファンクラブ“ふあんくらぶ”にて会員先行受付がスタートしている。 このツアーの終演を持って改めてReoNaの2023年は終わった。2024年のReoNaも絶望に寄り添うために歩き続ける、彼女の歩いていく道に注目しよう。 TEXT BY 加東岳史 リリース情報 2024.01.08 ON SALE DIGITAL SINGLE「ガジュマル ~Heaven in the Rain~」 2024.02.28 ON SALE SINGLE「ガジュマル ~Heaven in the Rain~」 ライブ情報 『ReoNa ONE-MAN Concert “Birth 2024』 10/20(日)東京・東京ガーデンシアター
THE FIRST TIMES編集部