3月5日 啓蟄、陽気に誘われ佐賀市のテントウムシもお目覚め
きょう5日は二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」。冷え込みが和らぎ、虫たちが姿を見せる頃といわれている。佐賀県内は4日、唐津市で3月下旬並みの最高気温16・3度を観測するなど各地で暖かくなった。 佐賀市久保田町の嘉瀬川沿いの土手では、菜の花やホトケノザなどの野草が斜面を覆い始めている。根元には、陽気に誘われるように小さなナナホシテントウが現れ、緑色の若葉や茎を伝って忙しそうに動き回っていた。 佐賀地方気象台によると、5日の県内は、低気圧や前線の影響で雷を伴う雨を予想している。6日は次第に回復へ向かうという。 (写真と文・山田宏一郎)
山田宏一郎