離脱の悔しさを語ったC・ジョーンズ 怪我を乗り越え戻ってきた頼れるMFはタイトル獲得に向け、再び輝けるか
調子がいい中で負傷
前節のシェフィールド・ユナイテッド戦で戦線に復帰したリヴァプールのMFカーティス・ジョーンズはおよそ1カ月の離脱の悔しさをクラブの公式で話した。 リヴァプールの下部組織出身のジョーンズは今シーズン、主力選手の抜けた中盤で出場機会を増やし、定位置確保に向け、手応えを掴んでいた。しかし2月下旬に負傷し、戦線を離れざるを得なくなった。スタメン起用も多く、調子がいい中での離脱だっただけにショックも大きかったようだ。 「正直に言うと、複雑な感情だ。もちろん、大変なこともあった。私は調子が良くて、チャンスは巡ってきていて、試合ごとに長い時間プレイできていた。怪我をしてしばらく離脱するのも試合の一部だ。でも私はスタンドに座っているし、プレイしている若手たちはうまくやっていて、試合にも勝っている」 自分の離脱期間にチャンスを得た若手選手たちが活躍し、勝利を重ねているチームを複雑な感情で見ていたというジョーンズ。それでも同選手は復帰を果たした今、タイトル獲得に向けた意気込みを語った。 「戻ってくると、FAカップは負けてしまっていたが、カラバオカップですでに優勝していて、リーグ戦では首位に立っている。辛かったけど、笑顔で戻ってきたし、チームに戻ってできる限りチームを助けたいんだ」 リーグ戦やELがより熾烈になるシーズン終盤に戻ってきたことはチームにとって大きい。ジョーンズは遠藤航やアレクシス・マクアリスター、ドミニク・ショボスライらともまた違った良さを出すことができるので、リヴァプールの攻撃はより脅威になることは間違いない。 調子がいい中での無念の離脱となってしまったジョーンズだが、その怪我を乗り越えた今、シーズン終盤でチームを救うような活躍を期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部