吉田ヒロ「吉本、なめんなよ!」でも、嘆きも… 大阪高島屋で個展
吉本新喜劇の吉田ヒロ(56)が12日、大阪市の高島屋大阪店で開催中の「吉本新喜劇 吉田ヒロギャグアート展vol.6と吉本新喜劇美術倶楽部」に出席した。 子供のころから絵を描くのが好きで、さまざまな賞を受賞していたというヒロ。吉本入り後も定期的に絵を描いていたが、仕事に影響するほど絵の仕事が舞い込んだこともあり、1度は絵を描くのを止めていた。 それでも、コロナ禍を機に活動再開。21年3月に1回目の個展を開くと、2回目は堺タカシマヤで開催した。堺で開催したからには、京都タカシマヤ、そして、大阪高島屋での開催を思い描いたが、京都をすっ飛ばして、大阪高島屋での開催が実現。「夢だった」と喜ぶと、「あと2~3回、ここでやらしていただきたい。それで心の余裕ができたら海外でも」と次なる野望をぶち上げた。 自らの作品については「ジミー(大西)兄さんとか、たいぞうみたいに『あ、ジミーさんの絵や』ってのがない。それが俺のアカンところ」と話したが、同席した酒井藍は「いや、ヒロ兄さんはそれができるから、さまざまなギャグできるんですよ」とほめた。 会場には絵画約100点を含む総数160点の作品を展示。最もお値段の高い作品は税込みで100万円を超える。ヒロは「吉本が絡んでるので1点1点が高い。海外のお金持ちに来てもらいたい。そして、来たら買え!」とアピール。報道陣から、個展でも吉本に抜かれているのかと聞かれると「吉本、なめんなよ!」とぶちまけて、笑いを誘っていた。 大阪高島屋では5月29日~6月25日まで開催中のアートの祭典「Osaka Art&Design2024 in OSAKA TKASHIMAYA」を開催中。ヒロの作品の他、吉本新喜劇美術倶楽部の酒井藍、ボンざわーるど、松浦真也、金原早苗、小林ゆうの作品は、18日まで展示される。