【C大阪】7戦無敗中の小菊監督「49歳でタイトルを」48歳最後の6日東京V戦で3連勝へ
現在7戦無敗のセレッソ大阪小菊昭雄監督(48)が、今季2度目の3連勝が懸かる6日の敵地東京ヴェルディ戦へ必勝を誓った。 5位のC大阪は、首位FC町田ゼルビアとは勝ち点8差、2位鹿島アントラーズ、3位ガンバ大阪とは同3差。首位返り咲きも視界にとらえている。 「(10位の)東京Vは手ごわいが(無敗の)流れは止めたくない。次、勝てばトップ3に手が届く大一番。毎試合、勝ち点3を積み上げていけば(上位との差は)取り返せる」 今季のC大阪は好不調の波がはっきりしている。開幕8戦(5勝3分け)で首位に立つと、次は低迷の6戦(2分け4敗)、現在は再び好調の7戦無敗(4勝3分け)。東京Vに勝てば開幕8戦時と、まったく同じ成績になる。 6~8試合周期で訪れる好不調の波について、指揮官は「7、8試合負けなしは、なかなかできることではない。ただ、少しでも(好調の波は)長くしたい」という。 現在は11人の共通認識が深まり、ボール保持だけでなく、速攻との使い分けがスムーズにできるようになったことが好調の要因だ。 21年8月の就任から丸3年を迎える小菊セレッソでは、3連勝が最長。逆転でのリーグ初制覇へ、4連勝以上の大型連勝を継続させたい。 7日の七夕に49歳を迎える指揮官は「誕生日の感慨はない」と苦笑いしつつ、48歳最後の指揮となる東京V戦で3連勝を飾り、49歳では「タイトルを取っていたい。3つ目の星印を刻みたい思いで3年がたつ。実現できていないから、結果を残した思いでいっぱい」と、17年度のルヴァン杯、天皇杯に続く頂点を目指す。