【長崎】先週から急増…県が「インフルエンザ流行注意報」発表
NCC長崎文化放送
県内のインフルエンザの患者数が大幅に増えていることを受けて、県が今シーズン初めての「インフルエンザ流行注意報」を発表しました。 【写真】先週から急増…県が「インフルエンザ流行注意報」発表
9日(月)から15日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が報告したインフルエンザの患者数は、1171人で、前週の615人からほぼ倍増しました。 1医療機関あたりの患者の平均報告数は16.73人で、大きな流行の可能性を示す「注意報レベル」の10人を、今シーズン初めて上回りました。 年代別では、10歳未満が535人(46%)と最も多く、次いで10代が351人(30%)と、7割以上が20歳未満です。小中学校の臨時休業も前の週より増加しています。 一方、新型コロナの患者数も前週から71人増加し、236人となりました。 1医療機関あたりの平均報告数は3.37人で、6週連続で増えています。 (※県内70の定点医療機関が報告) 県環境保健研究センターは、「年末年始にかけて感染が拡大する傾向にある」として「場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気などの基本的な感染対策に努めてほしい」と呼び掛けています。
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