映画「ディア・ファミリー」舞台あいさつのフォトセッションで手を振る大泉洋（左）と菅野美穂（撮影・河野匠）

　俳優大泉洋（51）菅野美穂（46）が6月30日、都内で、映画「ディア・ファミリー」（月川翔監督）のヒットイベントを行った。14日の公開初日から29日までで、観客動員61万人、興収は8億4000万円を超えた。 　大泉は、作品を見た両親の感想も明かした。父は涙がにじみ、手厳しい母もすばらしい映画だったと言っていたとした。 　その大泉は「電話の後、母からメールが来て『あなたにはもう父親役しかこないのかしら。もう少し若い役をやらせてあげたいけど』と書いてありました。母はやっぱりいつまでたっても母なんですね。きっと母は、私に学生役をやってほしいんでしょう。プロデューサーの皆さん、どうぞ私に学生役を。からかい上手のナントカさんみたいな」と笑わせた。 　主題歌「Dear」を手がけたMrs．GREEN APPLEからのメッセージ映像も届いた。 　大泉は、試写室での初号試写で、エンディングで流れた曲に感動した菅野が携帯のライトをオンにして振ったと明かした。 　菅野は「前向きな力のある歌で、映画に寄り添ってくださっているのが分かって、座ってられない！　と思って。自分の出てる映画でそんなことしたの初めてです！」と、興奮気味に振り返った。