メタリカ、ライブ中に倒れた最前列のファンが死去 心肺蘇生も無念 追悼「最後の喜びの時間を俺たちと」
人気ヘヴィメタル・バンドのメタリカが先日のコンサートで亡くなったファンを悼んだ。メタリカは23日、「M72ワールド・ツアー」の一環でカナダのエドモントンにあるコモンウェルス・スタジアムでコンサートを行った。28日のインスタグラムで、亡くなった“ヴァイキング”ことローンさんの遺族に哀悼の意を送ると共に、最後の時間を一緒に過ごすことができて感動していると綴った。 【写真】エドモントンでのライブ 最前列はメンバーの目の前だ インスタにローンさんの写真を投稿した同バンドはこうキャプションを添えている。「8月23日金曜日の夜、エドモントンのライブでメタリカの家族を亡くした。健康状態が原因だった。地上の肉体を離れ次の冒険へ、死はとても悲しいものだが、彼が最後の、できれば喜びの時間を俺たちと過ごしてくれたことに感動している。ローン“ヴァイキング”の家族と友人に哀悼の意を表します」 ローンさんは会場のVIPエリアの最前列のモッシュピットで具合が悪くなり心肺蘇生を受けたとされている。患っていた病気に関しては明かされていない。 一方、ローンさんの友人だというエリカ・オルデールさんはフェイスブックの同ツアーのグループの中でにこう言葉を残している。「金曜夜のエドモントンでのコンサートで友人のローンが体調を崩し、救急隊が精力的な心肺蘇生を行う中、大混乱する場所から担架で運び出されたものの助かりませんでした。心配と励ましに関する溢れる言葉を目にし、彼を友人と呼べる幸運に恵まれた私たちは喪失感と孤独感が少し和らいでいます。コンサートに来てくれた皆さんに感謝しています。彼は最高に優しい魂でした。皆がヴァイキングと呼んでいました。不在が惜しまれることでしょう。メタリカの曲をかけて、ヴァイキングのためにグラスを掲げてください!私の親愛なる友人、安らかに」 (BANG Media International/よろず~ニュース)
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