常総学院・島田監督 2日連続順延は「どうしていいか…」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦最後の試合が行われ、昨秋の関東大会4強の常総学院(茨城)が日本航空石川を1―0で破った。常総学院は3年ぶりのセンバツ勝利。 【熱戦を写真で】日本航空石川-常総学院(1回戦) 常総学院の島田直也監督の主なコメントは次の通り。 ◇逆に楽しめと伝えた ◇常総学院・島田直也監督 (先発の小林は)ストライク先行でいけた。1対0で緊張感のある中、エースらしい投球だった。打線はなかなかアジャスト(適応)できなかったが、うちららしさは出せた。 (日本航空石川戦は)応援の力があっちの方に力がいくんじゃないかっていうことで、そのやりづらさがあるかなとっていうことだけ(思っていた)。他のことは気にしなかった。選手たちがやっぱり声が通りづらいって言っていたので、そこだけですかね。 (天候不良で試合が2日も流れた)自分は(プロ時代に)中継ぎで毎日投げていたのでその辺の調整はできたんですが、先発投手で2日も流れるっていうのは経験したことがない。プロでも3連戦が決まっていたら、スライドはあるけど、スライド、スライドはないので、どうしていいか、(先発の小林に)どう言ってやればいいのかっていうのはちょっと分からなかった。やっとできるこの試合を楽しむということしか言えなかったです。 (小林には)この2日間できなかったことを逆に楽しめと。やっと投げられるじゃないかという。楽しんで投げなさいと伝えました。ちょっと抜ける球もあったが、ストライク先行でいっていた。冬に変化球の精度をしっかりやってきたので、それができたかな。 (小林は直球が強み)真っすぐでいきたいと思っているとは思うんですけど、真っすぐを生かすんだったら変化球もちょっと覚えなさいということで。冬場は変化球の精度を磨いた。それで投球の幅が広がったなと思います。 (特にスライダーが良かったが、監督直伝か)それは一応言ったことはありますけど、あとは本人に聞いてください。 (野手)うちは守備で勝ってきたチームなので、うちのゲームができたと思っている。初回にしっかり送りバントができていれば、もっともっとうちのペースだと思うんですけど。 (九回1死一、三塁のピンチを併殺で切り抜けた)中間守備にしていた。詰まった打球だったので失敗したなと思ったが、二遊間がしっかりと守ってくれた。