初出店のアップルパイを求めて行列を作る買い物客ら＝15日、下関市竹崎町

　下関市竹崎町の大丸下関店で15日、春の全国有名うまいもの大会が始まり、20都道府県の44店が軒を連ねている。初日は開店直後から、初出店の東京マルコ102アップルパイのブースに焼き上がりを待つ買い物客らが行列を作るなど盛況だった。24日まで。 　初出店は他に兵庫県のマンドリルカレー、福岡県のろじ屋の明太（めんたい）だし巻きたまごサンドなど計8店。20日までの期間限定で三重県の赤福が販売されるなど和洋のスイーツが充実。併せて、北海道の海鮮丼「北海の遊善」や神奈川県の「海老（えび）にらまん」、京都府の「神田川豚まん」など家庭でも屋外でも手軽に食べられる「うまいもの」がそろった。大阪府の「千日前大入たこやき」や「こだわり卵のイカ焼き」などは実演販売し、出来たてを買うことができる。 　大丸下関店広報担当は「アップルパイは焼くのが間に合わないほどの人気。桜の開花も間近で、引っ越しシーズンでもあるので、いろいろなシーンに合わせて購入していただけたら」と呼びかけている。