4月の給与から手取り額が変わる人も!2024年度「健康保険料率の一覧表」47都道府県で最も高い支部は?
【2024年度】47都道府県別の「健康保険料率一覧表」
先述したとおり、協会けんぽの保険料率は都道府県によって異なります。 47都道府県の2024年度の健康保険料率と、2023年度からの引上げ・引下げ率については下記の一覧表をご確認ください。 一覧表にあるとおり、神奈川県のみ健康保険料率の変動はありません。 神奈川県を除く46都道府県においては、保険料率引上げまたは引下げにより手取り額にも影響がありますのでご確認ください。 ●2024年度の健康保険料率が「引上げ」となる都道府県 ・福島県 ・群馬県 ・新潟県 ・富山県 ・石川県 ・福井県 ・山梨県 ・長野県 ・岐阜県 ・静岡県 ・愛知県 ・三重県 ・滋賀県 ・京都府 ・大阪府 ・兵庫県 ・奈良県 ・和歌山県 ・広島県 ・山口県 ・香川県 ・愛媛県 ・大分県 ・宮崎県 ●2024年度の健康保険料率が「引下げ」となる都道府県 ・北海道 ・青森県 ・岩手県 ・宮城県 ・秋田県 ・山形県 ・茨城県 ・栃木県 ・埼玉県 ・千葉県 ・東京都 ・鳥取県 ・島根県 ・岡山県 ・徳島県 ・高知県 ・福岡県 ・佐賀県 ・長崎県 ・熊本県 ・鹿児島県 ・沖縄県 上記の健康保険料率は3月分から適用されます。神奈川県支部以外は、2024年4月の給与から天引きされる保険料額が変わります。
まとめにかえて
給与明細を毎月じっくり見る機会は少ないでしょう。しかし実際は総支給額から何がどのように天引きされて今の手取り額になっているかを知ることはとても重要です。 今回眺めてきた健康保険料率の改定によって、今後の収入にも変化が見られることでしょう。この機会に給与明細を確認する習慣をスタートしてみてはいかがでしょうか?
参考資料
・協会けんぽ「令和6年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます」 ・厚生労働省「令和6年度の雇用保険料率について」
笹村 夏来