高校生が育てた幻の高級魚「サツキマス」 スーパーで初販売 香川
KSB瀬戸内海放送
香川県の高校生が育てた「養殖サツキマス」が高松市のスーパーで初めて販売されました。 【写真】脂が乗った刺身用の切り身
ゆめタウン高松で販売されたのは、多度津高校が2013年に開発した「養殖サツキマス」。 川で生まれたアマゴが海に下って成長し、再び5月ごろに川に遡上すると「サツキマス」と呼ばれますが、漁獲量が極めて少なく、幻の高級魚といわれています。 多度津高校ではアマゴの稚魚を人工的に海水に慣れさせて養殖に成功しました。 2024年は1月に徳島県上勝町で仕入れたアマゴの稚魚を約4カ月かけて養殖しました。 これまで飲食店などに卸したことはありますが、一般に販売するのは初めてです。 脂が乗った刺身用の切り身は100g646円です。海洋生産科の生徒が買い物客に試食を勧めてPRしました。 (試食した人は―) 「こしがあるというか弾力があるというか」 (多度津高校 海洋生産科3年/杉山龍耶さん) 「元々淡水魚なので海水に慣れさせるところが難しい。いろんな人に食べてもらいたい」
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