【参院選2016第一声】 公明党東京選挙区・ 竹谷とし子(全文)
第24回参議院選挙が22日、公示されました。7月10日の投開票に向け、論戦が始まります。東京選挙区には公明党の竹谷とし子氏が立候補し、第一声を上げました。 参院選スタート 「東京選挙区」の各候補が第一声【動画付き】
竹谷:皆さま、こんにちは。本日、東京選挙区より立候補させていただきました、公明党の竹谷とし子でございます。皆さまの真心のご支援で1期6年間、行財政の改革に取り組み、無駄をなくし、福祉や教育、必要なところにお金を回していく。日本の経営改革に全力で取り組ませていただきました。 私が国会議員となってから真っ先に取り組んだのが公認会計士の知見から国の会計処理をチェックすることでした。民主党政権は事業仕分けを行いながら十分な結果を出せませんでした。私は会計書類から国が多額の、必要のない借金をしていることを見抜き、それをなくして未払費700億円を年間、節約することができました。 国債整理基金という緊急なときに使う、そのために余分な資金を7兆円、積み立てていました。しかしそれは一方では、もっと多くの借金をして積み立てているということになります。これは皆さまの税金から膨大な利子が支払われている、無駄以外の何物でもありませんでした。私は緊急なときは日本銀行から借りられるように約束をしておけば手元にお金があるのと同じ効果がある、と国会で主張し、財務官僚と協議を重ねた結果、2013年度から国債整理基金積立金を7兆減額し、借金をその分返すことによって、年間700億円の未払費の削減を誰も困ることなく実現をさせていただきました。 皆さまが竹谷とし子という無名の新人に6年前、参議議員という立場をお与えくださったからこそ財務官僚と対等に議論をして、実現をさせていただくことができた。いつも、いつも皆さまに感謝をしております。皆さまのおかげです、本当にありがとうございました。 また地方自治体に、民間企業並みの会計制度である複式簿記、発生主義会計を導入させることも決定をいたしました。国でも私の提案で、人件費も含めたフルコストをなんのために、いくら使ったのかということを国民の皆さまから見て分かりやすく説明をする取り組みも始まったところでございます。これからも皆さまの大切な税金の無駄を減らし、必要なところにそれを使っていけるように取り組んでまいる決意でございます。 そして今、私は取り組んでいるもう1つの無駄削減が食品ロスという無駄の削減でございます。日本では食べられるのに捨てられている食品ロスが632万トン。魚介類の生産高に匹敵する量です。食料の自給率はたったの4割、たくさん輸入してたくさん捨てている。大変もったいないことでございます。企業から半分、家庭から半分出ています。ただ、もったいないだけでなく、それをごみとして処分すればCO2を発生させて地球環境にも悪影響を与える。食品ロスは誰にとってもいいことはありません。 一方で6人に1人がこの豊かな日本でも生活困窮世帯です。特に子供の貧困は、深刻です。夏休みや冬休みになって学校給食がなくなると、家で十分ご飯が食べられない子供たちが痩せてしまうという状況がある。片や余って捨てている、片や困って苦しんでいる。この食料の問題を解決していくために公明党は食品ロス削減推進プロジェクトチームを立ち上げ、私が座長となってNPOや事業者と調査を重ねて、提言を取りまとめたところでございます。 これと並行する形でG7、主要7カ国の農業大臣、環境大臣会合では食品ロス削減は世界共通の課題として、連携して取り組んでいくことが決議の中に明記をされました。5月には安倍総理に提言を申し入れ、安倍総理から公明党が提言をした削減目標の設計も検討して、国民運動として取り組んでいくと答弁を得たところでございます。 世界的な課題でもある食品ロスと、そして一方で食べ物に困っている人たちの問題を解決していくために、これからも食品ロスの削減に、そして未利用食品の活用のために、また困っている人に十分食べていただけるようにするために、フードバンク支援などに竹谷とし子、全力で取り組んでまいる決意でございます。 さらに東京では待機児童、介護の問題が深刻でございます。私、竹谷とし子、介護施設の確保、待機児童ゼロに向けて施設の確保とともに保育職員の方、介護職員の方の賃金のアップなどに取り組んでまいります。 また災害が多い、また首都直下地震に備えて、この東京に暮らす皆さまの命と生活を守るために、災害時にでも被害を最小限に食い止める防災、減災対策にも力を入れて取り組んでまいる決意でございます。 どうか、東京選挙区、竹谷とし子に皆さまのお力で押し上げていていただく、勝利をさせていただけますように心より、心よりお願いを申し上げ、第一声のごあいさつとさせていただきます。ご清聴、誠にありがとうございます。