ブラウスもTシャツも「白」が難しくなってきた...もう着るのは諦めるべき?
連載「今日のコーデ」で紹介する私服も人気のブロガーの山根亜希子さんのファッションのお悩みを、スタイリスト福田麻琴さんとともに解決していきます。今回は「大好きだった白いトップスを着るのが難しくなってきた……」という山根さんのお悩みがテーマです。 【写真】ブラウスよりパンツが「白」のほうがおしゃれ!? 白パンツ✕紺シャツの全身コーデを見る
潔く「白トップス」は一旦お休み。清涼感に欠かせない色だからボトムで取り入れる
山根:大好きだった白のトップスを手に取る機会が減ってきました。コットンのパリッとした白ブラウスや首が詰まった白Tシャツを着ると顔映りが気になる日があって……。黒や他の色を着ることもできますが、暑い夏は涼しげな「白」ってやっぱり取り入れたいなあと思っちゃうんです。 麻琴:「白」が難しくなってくるというのは、多かれ少なかれ悩んでいる人、いるんじゃないかな。解決策はふたつあって、ひとつは「真っ白」じゃない白を選ぶこと。涼しいワンピースを紹介したときに着てもらったカットソー地のオフホワイトだと、白がそこまで眩しくないでしょ? そしてもうひとつは、一旦トップスで白を着るのはお休みにして、顔から遠いボトムで白を取り入れてみるということ。 山根:ボトムで白ですか? トップスも同じではあるんですが、よりボトムだと透けが気になるし、透けない白ボトムは生地が厚いから暑い気がして……。 麻琴:山根さん、それはもう昔の話ですよ。着てもらっているパンツもちゃんと裏地があるし、素材も接触冷感です。自宅で洗えるので、汚れることに神経質になりすぎなくてもいいですし。もちろんすべてのアイテムが大丈夫です、とは言えませんが、確実に透けない涼しい白ボトムは増えていますね。 山根:そうなんですね! 安心しました。ネイビー×白は定番の配色ですが、白がボトムになるとまた印象が違って、より上品な雰囲気になりますね。 麻琴:。難しいなと感じるときに無理に着る必要はないし、また時を経て、白トップスがしっくり来る自分になるときもあるはず。そのときまで、いろんな色を着られるいい機会だと思って、おしゃれを楽しみましょう。
撮影/須藤敬一(人物)、上田祐輝(静物) スタイリング/福田麻琴 ヘア&メイク/陶山恵実(ROI) 出演/山根亜希子 構成/幸山梨奈
山根 亜希子,福田 麻琴