駅舎、城壁、ブドウ畑…旅愁ドイツの夜景、ジオラマで再現 鳥取
ドイツ・ローテンブルクの古い町並みを鉄道とともに再現したジオラマの展示が1日、鳥取市弥生町のパレットとっとり市民交流ホールで始まった。4日まで。 ノスタルジーをテーマとした夜景で、愛好家でつくる因幡鉄道模型ジオラマ連合会が約10年前から制作を続けている。駅舎や城壁、ブドウ畑での収穫風景が細かく再現され、線路の上をヘッドライトをともした2両編成の列車がのんびり周回している。会世話人の伊吹直さん(60)=鳥取市=は「夜景のジオラマは珍しい。旅愁を味わってほしい」と話している。 展示は鳥取商工会議所主催「鉄道ジオラマと小さな木工展」の一部。合掌造り集落や古民家の模型を制作した地元の徳永勇次さん(82)の作品も出品された。 午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。無料。3日は木片とワイヤを使ったワークショップ(有料)がある。【渕脇直樹】