兵庫県香美町では顔に墨を塗って「山の神」に健康や豊作を祈る伝統行事が行われました。 顔に墨を塗り合う男の子たち。 兵庫県香美町沖浦地区に室町時代から伝わるとされる正月の伝統行事で、「山の神」に健康や豊作などを願います。 【男の子たち】「山の神のお祭りは～大きなお祭りで～」 嫉妬深い女性とされる「山の神」を怒らせないよう、参拝者は顔を墨で汚した男性に限られていて、お供えを手に練り歩きます。 1キロほど歩いて祠についた15人の男の子たちは、山の神に手を合わせていました。