3年前はアヤックスとドルトムントに 世代を代表するMFとなったグラフェンベルフ&ベリンガムの成長
グラフェンベルフも今季急成長した
今から3年前の2021年10月、チャンピオンズリーグ・グループステージにて2人の若きMFが顔を合わせた。当時アヤックスに所属していたMFライアン・グラフェンベルフ、ドルトムントにいたMFジュード・ベリンガムだ。 アヤックスとドルトムントは3年前のCLで対戦し、そこでは2人とも主力だった。現在グラフェンベルフはリヴァプール、ベリンガムはレアル・マドリードの選手となっており、両チームは今夜のチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節で顔を合わせる。 ベリンガムはイングランド代表でもすぐさま主力となり、今夏のEURO2024でも躍動した。一方でグラフェンベルフはリヴァプールで思うように活躍できない日々が続き、オランダ代表からも遠ざかっていた。 それがアルネ・スロットが指揮官に就任した今季は状況が激変し、グラフェンベルフはチームで絶対の主力だ。データサイト『Opta』によれば、今季ここまでの5大リーグでタックル数とインターセプト数がそれぞれ30回を超えているのはグラフェンベルフだけだという。守備的MFとしてスロットのサッカーにグラフェンベルフは欠かせない。 それぞれルートは異なるが、『ESPN』はグラフェンベルフとベリンガムが世界を代表する若手MFになったと取り上げている。グラフェンベルフも今後はオランダ代表の重要戦力となっていくはずで、両者とも才能はとてつもなく大きい。 アヤックス、ドルトムント時代から大きく成長した姿を見せてくれるのか。中盤での直接対決も注目ポイントの1つだ。
構成/ザ・ワールド編集部