〈12回以上も無報酬で出演〉…韓国『花より男子』主演女優「離婚夫への怨念」で前事務所と泥沼闘争
二審も敗訴となった。 ドラマ『花より男子』(韓国版)で主演を務め日本でも人気の高い女優ク・ヘソン(39)が、以前所属していた芸能事務所Hを相手どり起こした裁判。2月8日にソウル高裁は昨年6月の1審判決に続き、Hへ1億700万ウォン(約1200万円)の損害賠償を求めたヘソンの訴えを棄却したのだ。 「み、見えてない?」…韓国『花より男子』主演女優「大胆すぎるポーズ」写真 ヘソンは女優としてだけでなく、映画監督や小説家、歌手としても活躍するマルチなタレントである。なぜ前事務所と法廷闘争になっているのだろうか。 「両者の対立は’19年頃から続いています。当時ヘソンは〈(Hの動画チャンネルに)12回以上も無報酬で出演させられた〉と主張。総再生回数は1000万を超えたにもかかわらず、出演料が払われないうえ、気に入った場面を故意にカットされるなどの嫌がらせを受けたとしていたのです。ヘソンは、収益の半分を受けとる約束だったと訴えました。 一方H側は、ヘソンに契約違反があったとしています。信頼喪失により事務所が大きな被害を受けたとし、逆に損害賠償を申請。ヘソンが一定の金額を支払ったうえでの、契約解除を求めたのです」(スポーツ紙担当記者) ◆事務所が元夫の仕事を優先 真っ向から対立する両者の主張。’19年9月には韓国の仲裁院が間に入り、ヘソンがHに対し3500万ウォン(約390万円)を支払うよう提示した。ヘソンは同額を支払ったが、納得できなかったのだろう。動画チャンネルへの出演料や広告収入などを受けとれなかったとし、Hを相手どり訴訟を起こしていたのだ。 問題はヘソンとHの二者に収まらない。背景には、泥沼の暴露合戦後に離婚したヘソンと元夫アン・ジェヒョンの関係があるとされる。 「’16年5月に結婚した2人は当初、仲睦まじい夫婦でした。バラエティ番組でもラブラブな新婚生活を紹介。関係が悪化したのは、ヘソンがHと争い始めた’19年頃です。ヘソンはジェヒョンが他の女優と浮気していたとし、携帯電話のメッセージ内容などを暴露。ジェヒョンもヘソンの発言を引用しつつ徹底反論し、’20年7月に離婚しました。 ジェヒョンはHの所属です。ヘソンは〈(Hが)ジェヒョンの仕事を優先的に行っている〉と不満を吐露していました。Hとの訴訟の背景には、ジェヒョンとの泥沼離婚に関する怨念もあったのでしょう。SNSでも、たびたび元夫への恨みともとれる文面が綴られています」(韓国紙記者) 主張が認められず2審でも負けたヘソン。今後の対応が注目される。
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