【バレー】女子日本代表、中国にストレートで勝利し、眞鍋ジャパンでは初のベスト4進出。古賀紗理那が22得点 VNLファイナルラウンド
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024女子ファイナルラウンドは20日、タイのバンコクで準々決勝が行われ、日本は中国と対戦。ストレートで勝利し、ベスト4に進出した。 日本チームのスターティングメンバーは、岩崎こよみ、林琴奈、古賀紗理那(主将)、石川真佑、山田二千華、荒木彩花、リベロ・福留慧美。福留は初の単独リベロでサーブレシーブも担った。一方の中国は予選ラウンドとはメンバーを入れ替えて臨んだ。 第1セット、荒木のブロック、古賀のバックアタック、岩崎のサービスエースなどで日本が5-1とリード。古賀、石川の攻撃などで中盤までリードを保つ。しかし、セット後半、中国が追い上げ、18-17と1点差に。古賀のバックアタックでラリーを制して20-18と日本が先に20点に乗せる。古賀のバックアタックを止められ、20-20と同点になるが、終盤は再び岩崎のサービスエースが出て、最後は林が決めて、25-21で日本が先取した。 第2セット、同じメンバーでスタート。序盤の競り合いから先に抜けだしたのは中国。チョウジョウネイにサービスエースを決められ、9-12で日本がタイムアウト。その後、古賀のバックアタック、石川のサービスエースなどで追い上げ、14-15。14-17の場面でリリーフサーバーで起用された宮部藍梨のサーブブレイクでサービスエースを含む5連続得点し、19-17と逆転。終盤は古賀にもサービスエースが出て、23-19。山田のスパイクでセットポイントを握り、最後は25-21で日本がセットを連取した。 第3セット、宮部を入れてスタート。序盤は拮抗するが、日本が3連続得点で9-5としたところで中国がタイムアウト。その後再び競り合いとなるが、古賀のスパイクなどで日本が先に20点に乗せ、20-18とする。中盤にブロックにつかまり、サーブレシーブも狙われていた石川が終盤に立て直し、活躍。最後も石川のバックアタックで25-22。日本がストレートで勝利し、眞鍋ジャパンとしては初のVNLベスト4進出を果たした。同大会の日本のベスト4は2021年以来。古賀主将は22得点の活躍だった。 次戦は準決勝となり、22日にブラジルとタイの勝者と対戦する。