【りんくうS】ドンアミティエが後続を振り切りV 菱田裕二騎手「(前回の)控えて脚を使うという競馬が今回に生きた」
12月22日の京都11R・りんくうステークス(3歳以上オープン、ダート1200メートル、16頭立て、1着賞金=2200万円)は、菱田裕二騎手の4番人気ドンアミティエ(牡4歳、栗東・今野貞一厩舎)がオープン戦初V。好位から早めに抜け出すと、力強い走りで後続の追撃を振り切った。タイムは1分11秒5(良)。 1番人気に支持された丹内祐次騎手のスターターンは、後方追走から直線で猛追するも1馬身3/4差の2着に敗退。さらにクビ差の3着に藤岡佑介騎手のエーティーマクフィ(2番人気)が続いた。 ドンアミティエは、父アジアエクスプレス、母クラシックス、母の父キングヘイローという血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬で、馬主は山田貢一氏。通算成績は15戦5勝。 ◆菱田裕二騎手(1着 ドンアミティエ)「前回、幸(騎手)さんが丁寧な競馬をしてくださって、控えて脚を使うという競馬が今回に生きたと思います。とてもいい内容で勝ってくれました」 ◆今野貞一調教師(同)「思ったより若干後ろでしたけど、前が速かったので。あまり積極的にいかなくても、(脚を)ためたいなと思っていました。ちょうど良かったですね。以前は前に前に…でゴール前で甘くなることが多かったけど、前走から馬の後ろでためて運べるようになって、成長を感じましたね」