HSBCの独ウェルス部門、BNPとUBSが買収に関心=BBG
[4日 ロイター] - 英銀HSBCが売却を模索しているドイツのウェルスマネジメント部門に対して、仏BNPパリバやスイスのUBSグループなどが関心を示している。ブルームバーグが関係者の話として4日に報じた。 ブルームバーグによると、スイスの資産運用会社ジュリアス・ベアも同部門に関心を寄せている。同部門は3億─6億ユーロ(3億2436万─6億4872万ドル)と評価される可能性があるという。 また、ドイツ紙Boersenzeitungは、オランダの銀行ABNアムロが同部門の買収に近づいていると報じている。 ブルームバーグは、HSBCがドイツのファンド管理部門インカの売却の可能性をバンク・オブ・アメリカ(BofA)の協力を得ながら模索しているとも報じている。 HSBCの広報はロイターに「独プライベート・バンキング事業について戦略的選択肢を検討中だが、まだ何も決定していない」と述べた。