高知県知事選挙に立候補した4氏の経歴・政策まとめ
任期満了に伴う高知県知事選挙が11月9日告示、11月26日投開票の日程で実施されています。今回の高知県知事選挙には届け出順に、自民党と公明党が推薦する現職の浜田省司(はまだ・せいじ)氏(60)、新人の中島康治(なかじま・やすはる)氏(45)、共産党が推薦する新人の米田稔(よねだ・みのる)氏(71)、新人の山下陽一(やました・よういち)氏(75)の無所属4名が立候補しました。
浜田氏は高知県四万十市生まれ、東京大学卒業。大阪府副知事等を歴任し、2019年の高知県知事選挙で初当選
浜田氏は1963年高知県四万十市生まれ、東京大学法学部卒業。自治省(現 総務省)に入省し、外務省在サンフランシスコ日本国総領事館(副領事・領事)、福岡県消防防災課長・財政課長、島根県総務部長、総務省消防庁予防課長、総務省自治税務局都道府県税課長、総務省自治税務局企画課長、総務省大臣官房参事官、内閣府大臣官房審議官、大阪府副知事、総務省大臣官房総括審議官(マイナンバー情報連携、政策企画)を歴任しました。2019年の高知県知事選挙で初当選、今回は2期目を目指しての立候補となります。
浜田氏が掲げる政策とは
浜田氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。 1.いきいきと仕事ができる高知 一人当たり県民所得(現在47都道府県中41位)を概ね10年後までに全国の中位まで上昇させます。 ・飛躍への起爆剤、関西圏との経済連携を本格化 ・地産外商とイノベーションを強化し、県産業をさらに高付加価値化 ・高知の強みと溢れる魅力を最大限活用、農林水産業と観光を振興 2.高知の強みと溢れる魅力を最大限活用、農林水産業と観光を振興 県内の若年人口について、4~5年後までに減少傾向に歯止めをかけ、概ね10年後には現在の水準(R4若年人口:約179,000人)まで回復を目指します。 ・女性が活躍できる環境整備を目指し、新たな若年人口増加対策の展開 ・中山間対策と少子化対策に一体的に取り組み、地域を再興、次世代に引き継ぎ ・健康で地域の力で支え合う社会を目指し、高知型地域共生社会を実現 ・確かな学力・健やかな体・豊かな心で未来の希望に、子どもの育成・人づくり ・心豊かで胸躍らせる社会を実現、文化芸術・スポーツを振興 3.安全・安心な高知 南海トラフ地震における想定死者数(現在約8,800人)について、ゼロを目指して防災・減災対策を進めます。 ・災害に強い強靱な県土づくりをさらに加速 ・想定死者数0へ挑戦、南海トラフ地震対策の深化