コロナ長期化で再騰も?海運セクターのイチオシ株を探る
コロナ禍のさなかでも堅調な値動きを維持した海運セクター。その中でも有望な銘柄は何か(写真:shibugakky/PIXTA)
「会社四季報オンライン」のリニューアルに伴って、経済アナリスト・森永康平さんの連載「四季報スクリーニングを使い倒す」も衣替え。リニューアルで誕生した新機能「 銘柄を比べる 」を活用して、注目セクターの中でさらに要注目のお宝銘柄を探し出します。日本株市場の動きがどうにも冴えない。3月上旬に日経平均株価が2万5000円を下回ったものの、その後は急反転を見せて1カ月も経たずに2万8000円を突破。しかし上昇は続かず、再び下落して足元では2万7000円を挟んで推移している。 背景には、ウクライナ事案だけではなく、世界的なインフレやアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの加速見通しもあるが、実は再び新型コロナウイルスの影響が出ているとの指摘もある。 耳慣れない新たな変異株が日本でも確認され、中国は長期の都市封鎖となった。コロナ禍が長期化するのであれば、その間にパフォーマンスが期待できる業種を探してみよう。
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森永 康平