アントニオ猪木さんが列車で「復活」 京王電鉄「猪木闘魂トレイン」運行…6月20日から26日に京王百貨店新宿店「超猪木展」開催
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は29日、6月20日から26日まで京王百貨店新宿店7階大催事場で『超・燃える闘魂 アントニオ猪木展』(超猪木展)を開催することを発表した。 猪木さんの功績をたたえる「アントニオ猪木展」は昨年8月に京王百貨店新宿店で初開催。以後、大阪、横浜、福岡で開催。今回の「超・燃える闘魂 アントニオ猪木展」はこれまでを超える規模スペース、展示品数、特別企画で実施する。 閉幕日の6月26日は1976年に日本武道館で猪木さんがムハマド・アリと「格闘技世界一決定戦」を闘った記念日となる。IFGは「猪木黄金の1週間を会期として開催致します」と告知していた。 目玉企画は、猪木さんにゆかりの選手たちの貴重な品々を展示。遺族、関係者の協力の下、旭日双光章を叙勲したタイガー・ジェット・シンのガウンに愛用のサーベル。猪木さんと“日本人大物対決”で激闘を繰り広げた、ストロング小林さんのガウンを初展示。“人間山脈“アンドレ・ザ・ジャイアントさんのシューズ。“超人”ハルク・ホーガンの『一番』Tシャツ。“アメリカンドリーム”ダスティ・ローデスさんのガウンも展示する。さらに、今回特別にフリーアナウンサーで猪木さんの語り部でもある古舘伊知郎氏が所蔵する“実力世界一”ベルトを展示する。 さらに期間中には京王電鉄の協力を得て「猪木闘魂トレイン」を運行。詳細は今後、発表となる。 また、IGF時代の猪木さんの社長室を再現。実際に使用していた机や椅子、また、そこで書いていた直筆の書やサインを展示。本人が身に着けていた愛用品や、スーツや各種・各色のストール。移動の際に使用していたキャリーバッグやコシティなども公開。また、生前、最後のテレビ出演となった日本テレビ系「24時間テレビ」で着用した黄色のTシャツも展示する。 加えてかつて、運営されていた「アントニオ猪木酒場」が期間中に京王百貨店新宿店内にて営業。店舗内では猪木さんの試合を放映し、毎日日替わりのゲストも登場する。 ◆ゲストと放映スケジュールは以下の通り。 ▼6月21日 ゲスト・藤波辰爾(放映試合1988年8月8日 猪木 vs 藤波) ▼22日 ゲスト・武藤敬司(放映試合1994年5月1日 猪木 vs グレート・ムタ) ▼23日 ゲスト・蝶野正洋(放映試合1990年2月10日 猪木、坂口組 vs 蝶野、橋本組) ▼24日 ゲスト・藤原喜明(放映試合1986年3月26日 新日本 vsUWFイリミネーションマッチ) ▼25日 ゲスト・小川直也(放映試合1998年4月4日 猪木 vs ドン・フライ)
報知新聞社