小・中学校で離任式 有帆小でお別れの式【山陽小野田】
山陽小野田市内の小・中学校で28、29の両日、離任式があり、転任・退職する先生に子どもたちが感謝の気持ちを伝えた。 有帆小(池上雅代校長)では卒業したばかりの6年生20人を含む121人が体育館に集まってお別れの式を開いた。転任・退職する9人が順番にマイクを持ち、同校での教員生活を振り返った。 転任する池上校長は「3年前にホタルの里、有帆小に赴任してきたが、遠くからも『おはよう』の大きな声が聞こえてきた。みんなの元気な姿にこちらも元気をもらった。素晴らしい地域で育ったことに誇りを持ち、これからも頑張って」と別れの言葉を送った。 「笑顔あふれる有帆小が大好きだった」「自分には厳しく、人には優しく接して」などのあいさつがあり、学校図書館の先生は「本は人生の宝。いっぱい本を読んでね」と呼び掛けた。 児童代表の堀瑠希人君(5年)が先生たちとの思い出を振り返りながら「これまでのご指導ありがとうございました。桜が満開の頃は、もう会えませんが新しい学年でも前向きに頑張ります」と約束した。 先生たちは児童が掲げる花のアーチをくぐって同校を後にした。