オーパスツー「ytv漫才新人賞」ROUND2を1位通過、松竹芸能初の快挙
オーパスツー、マーメイドが本日11月10日に放送された「ytv漫才新人賞 ROUND2」(読売テレビ)で今年度末に開催予定の「ytv漫才新人賞決定戦」への進出を決めた。 【画像】「ytv漫才新人賞決定戦」への進出を決めた(左から)マーメイド、オーパスツー(他7件) 「ytv漫才新人賞」選考会は芸歴10年以内の漫才師を対象にした「ytv漫才新人賞決定戦」の予選会。今年度は「選考会」を3回にわたって行い、各ROUNDの上位2組、計6組が年度末に開催される「決定戦」でタイトルを争う。ROUND2には、タチマチ、ブルーウェーブ、オニイチャン、フースーヤ、ボニーボニー、フミ、ハスキーポーズ、うめすぴか、オーパスツー、マーメイド、タイムキーパー、ぐろうが出場。バッファロー吾郎・竹若、お~い!久馬、トータルテンボス大村、スーパーマラドーナ武智が審査員を務めた。 1位で通過したのは松竹芸能所属のオーパスツー。同事務所の芸人が「決定戦」に進出したのは今回が初めてで、これまでの最高順位は過去17回挑戦した風穴あけるズの4位だった。オーパスツー大ちゃんは「松竹芸能初のROUND通過ということで、正直まだ全然思考が追いついていません」「きょとんとしたと思ったら、袖にハケたとたん急に『ギニュゥン』と涙が出てきて、わけがわからなくなっちゃいました」とコメント。また、しんじょうは「まずは風穴あけるズさんに報告したいです。ROUNDに17回出られて、一度も上がれず悔しい思いをされていたので、『行きましたよ!』と報告します」と述べた。 今回はマーメイドとぐろうが同点で2位タイとなったが、審査員の決選投票によりマーメイドの「決定戦」進出が決定。テクニック。は「首の皮一枚で助かりました。でも正直、まだ悔しかったです。ぐろうは同期で、この1年はずっとぐろうに負け続けていたので。結果として選んでいただいて僕らが通過できたんですけど、点数が同じというのがちょっと悔しいです」、田村は「去年のファイナルは空前メテオとぐろうでしたが、どっちも同期なのでほんまに吐きそうになりました(笑)。なので通過できてよかったです」と心境を語った。 なお「ROUND1」では翠星チークダンスが1位、マーティーが2位で通過している。 ■ オーパスツー コメント ──1位通過の感想を聞かせてください。 大ちゃん:松竹芸能初のROUND通過ということで、正直まだ全然思考が追いついていません。きょとんとしたと思ったら、袖にハケたとたん急に「ギニュゥン」と涙が出てきて、わけがわからなくなっちゃいました。ROUND1が下位だったので、急にスコーンと1位になるとは思ってもみなかったです。 しんじょう:むっちゃくちゃうれしくて、僕も袖にハケてから泣きそうになったんですけど、パッと横を見たら大ちゃんがめちゃ泣いてたんでちょっと冷めちゃいました。あと今回のROUND2は松竹勢が全3組と多くて、みんな負けて悔しいでしょうけど「やったな!」と一緒に喜んでくれたのがめちゃくちゃうれしかったです。まずは風穴あけるズさんに報告したいです。ROUNDに17回出られて、一度も上がれず悔しい思いをされていたので、「行きましたよ!」と報告します。 ──決定戦までどのように過ごしますか。 大ちゃん:僕らは去年の2月から毎月単独ライブを行っているんです。新ネタ3本と強化ネタ1本、あとゲストも出る内容で、これを12カ月連続で行っている最中です。今日やったネタも最初の単独ライブでできたネタで、そこからブラッシュアップしてよくなっていったので、単独ライブをやっていてよかったです。単独はあと残り4回あるから、それも含めて決定戦までに調整をかけていきたいなと思います。でも僕はネタを書いていないんです。毎月3000円払って、しんじょうにネタを書いてもらってます。ちゃんと封筒に入れて「ネタ書き様へ」と書いて渡しています。決定戦までに、しんじょうにいっぱい映画を観せてインプットしてもらって、いいネタを書いてもらいます。 しんじょう:喫茶店代として3000円もらってます(笑)。とりあえず今日はいっぱいお酒を飲みます。で、今月も単独ライブがあるし、新ネタはずっと書き続けないとダメなので、たぶん目の前の単独ライブに必死になって、がんばって新ネタを書いているうちに決戦の日が来るでしょうね。あっという間だと思います。ネタもいつの間にかいい感じになっていると思います。 ■ マーメイド コメント ──2位通過の感想を聞かせてください。 テクニック。:首の皮一枚で助かりました。でも正直、まだ悔しかったです。ぐろうは同期で、この1年はずっとぐろうに負け続けていたので。結果として選んでいただいて僕らが通過できたんですけど、点数が同じというのがちょっと悔しいです。 田村:僕は去年、空前メテオが優勝したのをバイト先で見ててめちゃくちゃしんどかったので、決戦の舞台に行けるのがうれしいです。去年のファイナルは空前メテオとぐろうでしたが、どっちも同期なのでほんまに吐きそうになりました(笑)。なので通過できてよかったです。 ──決定戦までどのように過ごしますか。 テクニック。:最近、左のおっぱいがずっと痛くて、太りすぎてることに気付き始めました。それで1週間前から筋トレを始めました。筋トレの成果が目に見えて分かるのが半年後くらいなので、決勝の日には肉体改造してムキムキの状態で挑みたいなと思っています。実は昨日めちゃくちゃ筋トレをしていて、その影響で今日は手が上がらなかったんですけど、名前を呼ばれたときはうれしくて上がりました。 田村:事前ROUNDもそうなんですけど、決勝はもっとテレビでみんなに見られるので、やっぱり一番カッコいい自分でいるために、顔のコンディションを整えておきます。自分磨きをやっていきます。僕らは自分磨きと筋肉で挑みます。 テクニック。:お笑いなしですね(笑)。実は僕の中ではすでに準備ができていて、やるネタもほぼ決まっているので、そこまで考えていいのかなという感じでいます。 田村:僕は緊張しすぎるとダメになるので、それくらいの気持ちで過ごします。