紀藤正樹弁護士「維新にとってもマイナスでは?」松井一郎氏の衆院選無所属候補応援に私見
紀藤正樹弁護士は20日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、大阪府知事や大阪市長を務めた松井一郎・日本維新の会元代表が19日、衆院選(27日投開票)で東京24区に無所属で立候補している萩生田光一・元自民党政調会長(61)の応援に入ったことについて、私見を投稿した。 【写真】橋下徹氏、吉村洋文知事、松井一郎氏がそろい踏み 松井氏の応援に関して報じたネットニュースを引用しながら「この応援は、萩生田氏にとっても、維新にとってもマイナスでは」と投稿した。 松井氏は維新が立ち上がる前、自民党に所属し活動していた。萩生田氏は19日のXに、松井氏のことを「盟友」と記し「松井一郎氏がわざわざ大阪から駆けつけていただき、共に街頭に立ちました。日本維新の会の創立メンバーですが、引退した今は『俺も無所属!政党より友情』だと温かい励ましをいただきました。若き地方議員時代、共に党の青年局で汗を流した同志です」と、関係について言及した。松井氏の応援予定は、事務所の公式Xでも告知されていた。 一方、同区には日本維新の会の佐藤由美氏(52)も立候補している。 自民党の派閥裏金事件をめぐり、萩生田氏は、政治資金収支報告書に5年で2728万円の不記載があった。3番目に多い額で、政治倫理審査会にも出席していなかったことから、今回の衆院選で自民党の公認を得られなかった。萩生田氏の選挙戦には、自民党議員も応援に入っている。 東京24区には、参政党の与倉さゆり氏(40)、立憲民主党の有田芳生氏(72)、無所属の畑尻文夫氏(69)、国民民主党の浦川祐輔氏(31)も立候補している。