永作博美(53)朗読に苦戦「知識や人生経験すべてを使ってやらせていただいた」
女優の永作博美(53)、作家の湊かなえ氏が25日、都内で行われたAmazon「Audible」記者発表会に登場した。 【画像】朗読に苦戦するも笑顔を見せる永作博美 世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービス。<BR> 永作が朗読を担当した湊氏による短編集「サファイア」が現在配信中であることから、この日、二人の対談が実現した。 永作は朗読に苦戦したといい、「ダイナミックな展開で、心情の展開を含めてふり幅が大きい。それをどう表現するのか、役者で体を使ってもできないのに、座って本を読むことでどうやって表現するというのかと思ったけど、どこまでできるか興味を持った。私が持っている知識や人生経験すべてを使ってやらせていただいた」と回想。老若男女幅広い登場人物がおり、「みなさんが聞き分けられるのだろうかっていう不安はずっとあった。展開は激しいけど、とにかく繊細に、聞く人が違和感を持たないように読みたいなと思ってやっていた」と明かした。 湊氏は、永作の朗読について「(今話しているのが)男性って分かるし、娘って分かるし、お母さんって分かるし、大きく声を変えているわけじゃないのに、その人の内面をとらえているからこんなにも伝わってくるんだろうなって感動した」と絶賛した。
テレビ朝日