イノシシ害獣対策も 高校生が“ジビエ”ハンバーガーの製造実習【佐賀県】
サガテレビ
佐賀市の高校生が県内で多くの農作物に被害を与えるイノシシの肉を使った、いわゆるジビエハンバーガーの製造実習に取り組みました。 この活動は、害獣として処分される動物の肉の普及活動などを目的に行われているもので、13日は佐賀市の高志館高校食品クラブの6人がイノシシ肉を使ったハンバーガーづくりに取り組みました。 佐賀市でパン屋を営みパン製造のものづくりマイスターでもある坂井啓太さんを講師に招き、生地のこね方やいわゆるジビエならではの臭みを抑える方法など教えてもらっていました。 「ジビエの臭みがなくて、子どもでも食べやすいと思った」 「見た目をもう少し良くして、みんなが食べられるようにしたい」 「ジビエ肉を使ったパン作りは他の学校ではできないから貴重な体験だった」 このジビエハンバーガー、去年の春ごろから生徒たちが改良を重ねていて、今年の7月に行われる佐賀青年会議所のイベントで配られる予定だということです。
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