【実録】回生を多用すると「パカパカブレーキ」が後続車に迷惑かも!? スバルのEV「ソルテラ」で東京~大分・往復2175キロを長旅レポート【往路・後編】
「パカパカブレーキ」状態で後続車に申しわけない気にも……
しかし、この回生ブレーキを多用することで意外な問題点を見つけた。ワンペダル操作や回生ブレーキを使うと、ブレーキ操作と同じく減速していることもあり、ブレーキランプが点灯する。これが山下りをしている間ずっと点灯していると、後続車に対して眩しいブレーキランプを浴びせ続けることになってしまう。 道路上に何もブレーキを踏む要因が無いにも関わらずブレーキランプを点灯する、いわゆる「パカパカブレーキ」と称され意味不明なブレーキランプ、として後続車からしてみると不快な行動と言われネットなどで一部問題視されているのと同じ様な状態になる。 回生ブレーキでは一定の減速量になると安全性の観点からブレーキランプが点灯するが、このパカパカブレーキと同じ現象になってしまう。ソルテラはブレーキランプがLEDとなっており、設置場所も高いため後続車のドライバーに対して強烈なブレーキランプを浴びせ続けるのは乗っていて心苦しい感じになった。 しかし普通にブレーキを踏んでも同じようにブレーキランプは点灯する。こちらはBEVのため回生ブレーキでいくばくかの電気を回収したい。そう思うと回生ブレーキは必須だしブレーキランプは点灯し続けてしまう。なんだかモヤモヤしながら毎日山下りをする結果となった。良い解決方法はないものだろうか。(復路編に続く) ※充電器の設置状況は2023年10月現在の取材時の状況です。
雪岡直樹
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