「交渉を開始している」 久保建英の同僚FWウマル・サディク、今冬でのレンタル移籍は決定的?新天地もラ・リーガに
ヘタフェCFが、サッカー日本代表MF久保建英の同僚であるFWウマル・サディクをレンタルで獲得するため、レアル・ソシエダと交渉しているようだ。スペインメディア『Estadio Deportivo』が、現地時間23日に報じている。サディクの契約は、2028年6月30日までとなっている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 2022年夏に当時のクラブ史上最高額となる総額2500万ユーロ(約41億円)とされる移籍金でUDアルメリアからソシエダに加入したサディク。しかし、移籍一年目は前十字靭帯断裂の重傷を負い、2試合のみの出場に終わると、23/24シーズンは公式戦34試合の出場で3ゴールに留まった。今季も公式戦11試合の出場で未だにゴールはゼロ。プレータイムも482分のみとなっており、クラブでの立場は厳しいものとなっている。 同メディアは「サディクの代理人は、残りのシーズンでナイジェリア代表FWに出場機会を与えてくれる新しいクラブを探さないといけなくなった。彼は2028年6月30日まで契約を結んでいるため、1月中にレンタルで移籍する可能性が高い」と記した上で、「最初に名前が挙がったチームはセビージャだが、サディクよりも他の選択肢を優先した。実際、セビージャはブラジル人FWジュニーニョを獲得するために、カラバフFK(アゼルバイジャン1部)と交渉している」と伝えている。 そして、「サディクの獲得競争に加わったもう一つのチームはヘタフェだ。マドリードのチームは、サディクをレンタルで獲得するためにソシエダと交渉を開始している」と報じている。報道によれば、ヘタフェはボーンマスに武者修行しているFWエネス・ウナルを復帰させることも検討しているようだが、サディクよりも給与が高く、選手自身がヘタフェへ復帰する意思がないため、サディクをレンタルすることを決めたという。サディクが冬の移籍市場で活躍の場を移す見込みは高まっているようだ。
フットボールチャンネル編集部