なぜか「顔が老けない人」が避けている調味料って?老化防止になる食習慣
50歳前後になると、「なにかと年齢を感じることが増えきた……」という人も多いよう。でも実は、みんな同じかというと、そうでもないのです。“体も見た目もなぜか老けない”という人、あなたの周りにもいませんか?老ける人と老けない人、その違いは一体何なのか。今回は、書籍『「老けない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)から、老化を防ぐ食習慣について、少しだけお届けします。 ◇ ◇ ◇
日ごろから減塩を心がけている人は、 顔がスベスベでシワ知らず!?
年齢の割にシワが少なく、顔や手足がむくんでいる様子もない。こうした人は日ごろから、塩分控えめの食事を取っている。減塩には高血圧を予防するだけではなく、シワやむくみを抑えて若々しい見た目を保つ効果もあるからだ。 塩分を必要以上に多く摂ると、血液中の塩分濃度が高まる。この状態は体に負担がかかるので、体内に水分を溜め込んで塩分濃度を薄めようとする。こうしてできるのが、水分を多く含んだむくみだ。 むくみはその重さで垂れ下がりやすいため、シワの原因になってしまう。また、血液中の塩分濃度を薄めようとする際、皮膚の細胞からも水分が奪われるので、肌が乾燥して一層シワができやすくなる。過剰な塩分摂取は、健康にも見た目の若々しさにも良くない。今日からでも減塩を心がけよう。
最近、髪が薄くなったかも……? 気になる人は牡蠣フライ定食で亜鉛を補給
あれ、額がちょっと広がったかも……。髪の毛が細くなったのでは……。年齢を重ねるにつれて、髪のことが気になるようになっていく。自分もそうだと思うなら、食事でもっと亜鉛を摂取してみてはどうだろう。 髪は主にタンパク質の一種「ケラチン」からできている。このケラチンを体内で合成するのに、欠かせない役割を果たしているのが亜鉛。不足すると髪を正常に作ることができなくなり、細くなったり抜けやすくなったり、艶がなくなったりと、嫌なトラブルを招いてしまうのだ。 亜鉛の補給により、髪の量を増やすことはできないものの、髪の健康をキープするのは十分可能だ。抜きん出て多い食品は牡蠣。ほかには豚レバー、赤身の肉、ホタテ、ウナギ、チーズ、納豆などにたくさん含まれている。