「抱きしめてほしい」旭川市の50代職員が他の職員にセクハラ行為…性的嗜好を尋ねるメールなど1日60通も送付し懲戒処分に「同意があったと思っていた」
北海道旭川市の保健所に勤める50代の職員が、同じ旭川市の職員に対しセクシャルハラスメントを行ったとして懲戒処分となりました。 セクハラ行為で戒告処分となったのは旭川市の保健所に勤める50代の事務職員です。 市によりますと、この職員は他の市職員1人に対し、2022年4月から2023年1月までの間、勤務時間外に性的嗜好をたずねるメールなどを1日60件以上送ったほか、市の庁舎内で複数回にわたり「抱きしめてほしい」などと話し身体的な接触を試みました。 2024年1月中旬になって被害者から市の相談窓口に相談があり、ハラスメント行為が発覚しました。 市の調べに対し事務職員は行為自体については認めていますが、「同意があったと思っていた」などと話しているということです。 旭川市はこの職員を戒告処分にするとともに、上司にあたる50代の部長と40代の課長に対しても管理監督責任で厳重注意しました。 旭川市の和田英邦総務部長は「職員が市民の信頼を損ねるような事態を引き起こしたことは大変遺憾であり、被害にあった職員にお詫び申し上げます。今後は再発防止に取り組むなど、職員の綱紀粛正を徹底していきます」とコメントしています。 旭川市は今回処分された職員の性別や所属などは市の基準に沿って発表しないとしています。
UHB 北海道文化放送
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