虎よりお先に!?武豊「アレンパ」達成「タイガースも続いて」／ゴールデンジョッキーカップ
通算2000勝以上の騎手が集うゴールデンジョッキーカップが19日、園田競馬場で開催され、JRA武豊騎手（55）が連覇を達成した。 昨年に引き続き「すごく好きな勝負服」と話す、ダービー初制覇（98年）を果たしたスペシャルウィークの勝負服を身にまとい、レース前に「“アレンパ”できるように頑張ります」と宣言していた通り、表彰台の最上段に立った。 クライマックスは第3戦。トップと11ポイント差の3位で迎えた一戦を、1番人気コンドリュール（せん4、松浦）で差し切った。1着の20ポイントを加算して計42ポイント。逆転優勝を決めた。 昨年は自身の優勝当日に、自身もファンのプロ野球、阪神タイガースがリーグ優勝。鞍上は「タイガースも（連覇）してほしいですね。続いてほしい」とエールを送った。 また、8月にJRAから兵庫競馬へ復帰した小牧太騎手と“再会”。「久しぶりに一緒に乗れてうれしい。（中央に）いる時は思わなかったけど、いなくなるとさみしい。久しぶりに顔を見て、痩せていたし、若返っていた」と久々の対戦に顔をほころばせていた。【下村琴葉】
