ほのかな灯りに桜 造幣局・桜の通り抜け夜もにぎわう
ほのかな灯りに桜 造幣局・桜の通り抜け夜もにぎわう THEPAGE大阪
大阪市北区の造幣局で8日から始まった「桜の通り抜け」。毎年恒例の行事とあって、朝から多くの人が詰め掛け、色とりどりの花々を楽しんでいた。同日夜もライトアップが施され八重桜が輝き、閉館時間までにぎわいを見せていた。
大阪管区気象台によると、同日の大阪市内の最高気温は18.9度。前日の雨でソメイヨシノは散ったかと思ったが、造幣局周辺の大川沿いはまだソメイヨシノが十分楽しめるほど咲いていた。そのため、ブルーシートなどを敷き、会社の仲間らと宴会を行うサラリーマンたちの姿も見られ、一帯は楽しい雰囲気に包まれていた。 一方で、造幣局は同日現在は3分咲き。まだ、つぼみのものが多く来場者からは「まだ早かったかな」という声も聞かれたが、咲いている桜の周辺ではカメラ片手に多くの人が集まり記念撮影を楽しんでいた。造幣局によると、今年の来場者数は約60万人を見込んでいるという。 この通り抜けは入園が無料で、平日は午前10時~午後9時。土・日曜は午前9時から行われる。