東洋大姫路が準決勝進出 末永晄大が6回無失点の好投 祖父は元阪神外野手/神宮大会
明治神宮野球大会第3日(22日、二松学舎大付1-6東洋大姫路、神宮)初優勝を目指す東洋大姫路(近畿)は二松学舎大付(東京)に6-1で完勝。準決勝進出を決めた。先発した末永晄大投手(2年)が6回96球、7安打無失点の好投で勝利に貢献した。 エース阪下だけじゃない。俺もいる。雲1つない青空の中、東洋大姫路・末永が6回無失点と好投。一回から切れのある直球と打者の打ち気をそらすチェンジアップを有効活用。一回以外はすべて走者を背負う苦しい投球が続いたが、要所をきっちり締め、得点の芽をつんだ。 祖父は元阪神外野手の末永正昭さん(77)。小学時代に祖父の現役姿の写真を見て、野球の道を志したという。古豪・東洋大姫路の門をたたき、堂々の全国大会デビューを果たした2年生は「球数は多くなってしまったが、最後まで厳しいコースを投げるということを貫けた。練習の成果が発揮できた」とうなずいた。