【北九州記念追い切り】葵S覇者ピューロマジックはウッドでラスト12・1秒 安田調教師が明かした意図
[GⅢ北九州記念=2024年6月30日(日曜)3歳上、小倉競馬場・芝1200メートル] <栗東>ピューロマジックは抜群のスタートセンスと類いまれなスピードを武器に、1200メートルでは連対を外したことがない。前走の葵Sはハナを切って前半33秒2と速かったが、それでも引っ張り切りだったくらい。ラストも2着馬を突き放したように、スプリンターとしての才能は確かだ。 最終追いは安田調教師が騎乗し、ウッドを半周追い。馬とじっくりコンタクトを取りながら、折り合いを確かめるような調教で4ハロン53・9ー12・1秒をマークした。安田調教師は「ここに向けてなだめるように調教を進めてきて、順調にこれました。前走は馬の後ろで我慢させるプランもあったのですが、ゲート裏のテンションから解放させるほうがいいと判断してハナを切る競馬をしました。今回は小倉になりますが、輸送がマイナスになることはないと思います」と期待を込めた。
東スポ競馬編集部