早くも注目? 今オフのFA有力野手(3)中日からのFA流出も
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、FA(フリーエージェント)移籍だ。2023年オフも、西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA権を行使した。2024年も多くの選手がFA権を取得する見込みとなっており、早くも去就が注目される選手が存在する。今回は、2024年オフにおけるFA市場の注目野手を紹介したい。
木下拓哉(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/95kg ・生年月日:1991年12月18日 ・経歴:高知高 - 法政大 - トヨタ自動車 ・ドラフト:2015年ドラフト3位 中日ドラゴンズの正捕手を担う木下拓哉も、2024年オフの動向が注視される選手の1人だ。 トヨタ自動車から2015年ドラフト3位で中日に入団。即戦力と期待されながら、プロ入り後はなかなか一軍に定着できなかったが、2020年のシーズン後半に正捕手の座を奪った。 同年は88試合に出場し、打率.267(規定未満)、6本塁打、32打点。さらに、12球団トップの盗塁阻止率.455を記録するなど、攻守で優秀な数字を残した。 翌2021年には、初の2桁11本塁打をマーク。2023年も正捕手として出場を続けていたが、右手骨折で戦線を離脱。最終的に89試合の出場にとどまり、打率.237(規定未満)、5本塁打、26打点と大きく成績を落とした。 復活を目指す2024年は、国内FA権の取得が見込まれている。2023年オフの契約更改では単年契約を選択しており、去就に注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部